最近、仕事がうまくいかない。それは「負け癖」が原因かもしれない。
負け癖を放っておくと、大変なことになる。仕事の成果が出なくなるばかりか、しまいにはまわりの人たちの信頼すら失う。行き着く先は、負け組だ。
日本の会社では、いちど負け組の烙印を押されると、這い上がるのはむずかしい。定年までのあいだ、陽の当たらない場所でひっそりと過ごすしかない。首筋を気にしながらだ。
手を打つのは早いほうがいい。まずは、負け組タイプ診断テストをやってみてほしい。仕事がうまくいかない原因が見えてくるはずだ。そのあと、負け癖タイプ別の改善方法に進もう。
mokuji
仕事がうまくいかないのは負け癖が原因かも
仕事には浮き沈みが付きものだ。順風満帆なときもあれば、「なにをやってもうまくいかない」「大切な場面でミスが続く」といった、歯車が狂ったような状況におちいるときもある。
だが、仕事がうまくいかない状況が長いあいだ続いているようなら、心配だ。それは、負け癖がついているのが原因かもしれない。
負け癖がつくデメリット
負け癖には、次のデメリットがある。
- 実力が発揮できない
- 仕事が楽しくない
- まわりの人の信頼を失う
はじまりはマイナス思考だ。仕事がうまくいかない状況が続くと、しだいに自信がなくなってくる。仕事に嫌気がさすなど、モチベーションが下がる。その結果、まわりの人からの信頼を失うのだ。
ここまで落ちてしまうと、並大抵の努力では再浮上できない。なにをしてもうまくいかない悪循環に入る。負け癖体質というやつだ。
勝ち癖がつくメリット
一方、世の中には、勝ち癖の持ち主もいる。不思議なほど、なにをやってもうまくいく人たちだ。
彼らはプラス思考だ。つねに成功するイメージを持っている。
そして、失敗を引きずらない。たとえ失敗しても、すぐに気持ちを切り替える。マイナス思考におちいらないように、感情をうまくコントロールしているのだ。
勝ち癖がつくメリットは大きい。
- 実力が発揮できる
- ときには実力を超えた奇跡を起こす
- 困難な状況が起こっても、後ろ向きな感情が生まれない
- まわりの人に一目置かれる存在になる
勝ち癖がつくと、前向きな気持ちで仕事に取り組める。無理難題に直面しても、やる気を失わず、壁を乗り越える。ときには、まわりの人たちが無謀だと思うようなことを成し遂げる。一目置かれる存在になるのだ。
なんともうらやましいかぎりだ。だが、指をくわえて見ているだけでは、負け組からはいつまでたっても抜け出せない。
勝ち癖をつけるには、どうすればいいのか。まずは、どんな負け癖が自分についているのかを把握するのが先だ。負け癖のタイプがわかれば、改善方法はおのずと見えてくる。
負け癖タイプ診断テスト

負け癖タイプの診断には、次の2つのテストを使う。
- 「自分への自信度」をはかるAテスト
- 「環境への満足度」をはかるBテスト
診断方法は、次のとおりだ。
- 問題数 – AテストとBテストそれぞれ10問ずつ
- 回答方法 – 「当てはまる」「どちらともいえない」「当てはまらない」の3択
- 採点方法 – 「当てはまる」+2点、「どちらともいえない」0点、「当てはまらない」−2点
負け癖タイプは、AテストとBテストそれぞれの合計点から診断する。では、さっそくはじめよう。
「自分への自信度」をはかるAテスト
- 仕事のまえに「失敗してしまうかもしれない」と思うことがある
- ミスをすると、自分を責めて行動できなくなることがある
- 自分は「大物にはなれない」と思う
- 自分の実力を心の底から信じられない
- まわりの人から「頼りない」「自信なさげ」と言われた経験がある
- 自分より「まわりの人のほうが優れている」と感じることがある
- 目標を途中で挫折することが多い
- 「得意な仕事」より「苦手な仕事」のほうが多い
- 出世できなくても仕方がないと思う
- 自分が組織にいなくても誰も困らないと思う
「環境への満足度」をはかるBテスト
- 職場の環境に不満がある
- 会社のグチや不満をたびたび口にする
- 自分は運が悪いと思う
- 仕事の成績や評価が悪いのは、環境や景気のせいもある
- 「苦手な取引先」や「嫌いな顧客」がいる
- 職場の人間関係に不満がある
- 上司または部下に、直してほしいところがある
- 「好きな仕事」より「嫌いな仕事」のほうが多い
- 良くないことが起こると、つぎの悪いことを連想してしまう
- クレームや注意を受けたときに、イラっとすることがよくある
負け癖タイプ診断表

テストAとBの合計点を出し、Aテストは縦軸を、Bテストは横軸をみる。当てはまる部分が自分の負け癖タイプだ。それぞれの合計点が10点以上だと危険水域に足を踏み入れている。
負け癖タイプの特徴

負け癖は3つのタイプに分かれる。それぞれの負け癖の特徴をみていこう。仕事がうまくいかない原因が、なんとなく見えてくるはずだ。
- 無気力タイプ
- 自信なしタイプ
- 環境不満タイプ
無気力タイプ

無気力タイプは、とにかくやる気がない。めんどうくさがりで、人生が省エネモードだ。自分を取り巻く環境に対する満足度も、自己肯定感も低い。
このタイプは、新入社員をはじめとする若い世代に多い。彼らは不況時代に生まれた。社会には希望が持てず、「がんばっても無駄」といった投げやりな部分がある。
彼らは叱られた経験が少ない。仕事でミスをしてもケロッとしているが、それを上司に指摘されると目に見えて不機嫌になったり、あっさり心が折れたりする。
無気力タイプの特徴をまとめておく。
- 仕事に対するやる気がない
- 上司からミスを指摘されたらすぐに挫折する、あるいはふてくされる
- 遅刻やケアレスミスが多い
- 成果がでていなくても気にしない
- 仕事が楽しくない
- 「疲れた」「面倒くさい」が口癖
- 過去に「大きな目標」を達成した経験がない
- ここ数年、誰からも認められていない
- がんばっても報われにくい環境で育った
自信なしタイプ

自信なしタイプは優等生だ。仕事にはまじめに取り組む。環境に対する満足度もそれなりに高く、不満を口にすることは少ない。
だが、彼らは自己評価が低すぎる。自分に自信が持てないのだ。肝心な場面では、あと一歩が踏み出せない。大事なプロジェクトを任されても、「自分には無理」と断ったり、「ほかに適任者がいる」とためらったりする。
また、プレッシャーにも弱い。万全の準備を整えていても、重要なプレゼンや商談では、緊張のあまり実力の半分も出せなかったりする。いざというときにうまくいかないのだ。まわりからは「持ってない人」と評価される。損をするタイプだ。
自信なしタイプの特徴をまとめておく。
- 仕事には真摯に取り組むが、プレッシャーに負けて投げ出すことがある
- 取引先との商談やプレゼンなど、重要な場面で過度に緊張して成果が出せない
- 重要な立場に抜擢されても躊躇する
- 「自分にはむりかも」が口癖
- 過去の失敗を引きずっている
- 過去に何かに努力したが、挫折した経験がある
- 成功したときのイメージがわかない
環境不満タイプ

環境不満タイプは、気がつくと職場や上司のグチばかり。自己評価は高いが、環境評価は低い。自分に甘く、他人に厳しいのだ。
このタイプは、仕事でミスをしても自分以外に原因があると考える。仕事に対する自分の姿勢を改善しようとはしない。
だが、他人にはきびしい。部下や同僚、さらには上司に至るまで、自分の思い通りに動いてくれないのは許せない。
環境不満タイプの特徴をまとめておく。
- 会社や上司の愚痴が止まらない
- 成果が出なくても「景気のせい」などと自分に原因があるとは考えない
- 取引先や仕事相手から想定外の要求があると対処できない
- 同僚がどれだけ出世しているかなど、他人の動向が気になる
- 部下や同僚が思った通りに動いてくれないと、きつく叱責する
- 「〇〇だから、うちの上司はダメなんだ」が口癖
- 過去にパワハラ上司やクレーマーなどの被害を受けた経験がある
- 厳しく指導されたり、叱責されたりした経験がある
仕事がうまくいかない原因を徹底改善
負け癖タイプの特徴から、仕事がうまくいかない原因は見えてきた。足をひっぱる部分を改善して、負け組からはさっさと抜け出そう。
無気力タイプ

無気力タイプは、チャレンジした経験が乏しく、壁にぶつかるとすぐに気持ちが萎える。
高いハードルをいきなり設定するのではなく、小さなハードルをいくつも設定して、成功体験を積み重ねよう。少しずつ自分を変えていくのだ。
1 ゲーム感覚で仕事に取り組む
無気力タイプは、まずは「仕事が楽しい」というイメージ作りからはじめる。
「仕事がつまらない」と感じていると、仕事に対するマイナスの感情ばかりが大きくなる。それではやる気が出ないのも当然だ。負け組からは抜け出せない。
そこで、ゲーム感覚で仕事に取り組むのはどうだろう? 制限時間を設けるなど、仕事にミッションを設定するのだ。
ミッションはなんだっていい。「今日は報告書を30分で作る」でも、「上司に一発オッケーをもらう」でも、自分が楽しめそうなものを選ぼう。ミッションを失敗しても、再チャレンジすればいい。自分ルールだから、誰かに怒られる心配はない。
達成感を得るうちに、「仕事が楽しい」というイメージができていく。
2 今日1日だけの目標を立てる
今日1日でクリアできそうな簡単な目標を立てよう。立てるのは「昨日より1件だけ多く電話をかける」や「帰宅する前にデスクの上を片付ける」といった確実に達成できる目標にする。これを毎日繰り返して、なんども成功体験を積むのだ。
小さな成功体験を積むうちに、「自分はできる」というイメージが持てるようになる。そうすれば、仕事に対する自信や意欲もわいてくる。
大きな目標をいきなり立てるのはやめる。脳は大きな変化を嫌うため、拒否反応を起こすのだ。挫折して自信を失っては、まったくの逆効果だ。
「明日から2時間はやく起きる」のは無理だと感じるが、「5分はやく起きる」ならできそうな気がする。無理なくできる小さな目標を設定するのが、うまくいくコツだ。
3 成功体験をノートに書き残す
減点式ではなく、加点式で自分を評価しよう。自分に自信が持てないと、「できなかったこと」「失敗したこと」ばかりが記憶に残る。負け癖から脱するには、視点を180度変える必要がある。「できたこと」「成功したこと」に目を向けるのだ。
そのためには、「うまくいったこと」や「がんばったこと」をノートに書き出すのがおすすめだ。
書き出すのは、仕事の出来事でも、プライベートの出来事でもいい。「電車でおじいさんに席をゆずった」「いつもより10分はやく会社に着いた」など、出来事の大小に関わらずどんどん書いていく。ページが進むにつれて、達成感が積もり、自己肯定感が高まる。自分に自信がついてくるのだ。
しだいに「もっと何かに挑戦してみよう」といったやる気が出てくる。仕事に対する姿勢も変わりはじめるはずだ。
4 仕事ができる人を真似る
人の真似をするのは、自分を変えるきっかけになる。身振りや口癖、服装を真似ると、脳がその人と同じような状態になり、言動が似てくるのだ。
憧れの先輩や尊敬できる上司など、「何をしてもうまくいく」勝ち癖を持った人物が職場にいるなら、ぜひ真似てみよう。真似るだけで勝ち癖が身につく。
いっしょに行動する機会には、いろいろ質問してみる。休日の過ごし方、趣味、読んでいる本、好きなブランドなど、参考にできるものはどんどん吸収する。先輩や上司も、なついてくる部下はかわいい。それに人は自分のことを話すのが好きだ。いろいろと教えてもらえるだろう。
5 5年後になりたい姿を目につくところに書く
小さな成功体験に手応えを感じたら、つぎは長期の目標を立てる。
- 出世して課長になる
- TOEICで800点取る
- 自分の店を持つ
など、5年後になりたい自分の姿を思い描いてみよう。
目標は、頭の中で考えるだけではなく、手帳やノートに書いておくのを忘れずに。書くことで、脳にしっかりとインプットするのだ。すると、その目標を達成するための行動を自然ととるようになる。気づかないうちに、負け癖は消えているはずだ。
自信なしタイプ

自信なしタイプは、自己評価が低い。「自分はできる」というイメージが欠けているため、重要な場面であと一歩が踏み出せない。損な役回りだ。
必要なのは、成功したときのイメージを描く練習だ。仕事を前向きにこなせる方法を見つけよう。
1 楽しいことを10個書き出す
まずは「自分が何をしているときに楽しい気持ちになるのか」を洗い出す作業からはじめる。自分にとって楽しいことや、好きなことを10個ほど書き出しみる。自分が人生を楽しめる人間だと認識するためだ。
書き出す内容は、仕事と関係なくてもいい。楽しいと思えることを思いつくまま挙げていく。
手が止まるようなら、過去を振り返る。楽しかった経験や、心が満たされた瞬間、思わず笑顔になったエピソードなどを思い出してみよう。
2 目標を達成したときのイメージを書く
つぎは、仕事の目標を立て、それを達成したときの気持ちや状態を書いてみる。楽しいことを10個書き出したのは、目標を達成したときの光景をイメージしやすくするためだ。
たとえば、「プレゼンがうまくいって、企業から採用の連絡が来た」ときを想像してみる。
- トイレの個室に入り、大きくガッツポーズをする
- みんなの前ではクールに決める
- 上司や同僚からは、大きな拍手とねぎらいの言葉をもらう
- あこがれのあの子から羨望の眼差しをうける
こんな感じに、具体的なイメージをつぎつぎとふくらませるのだ。この作業は、かなり楽しい。
これは現実逃避の妄想ではない。成功の場面を具体的にイメージするほど、脳には鮮明にインプットされる。脳は成功のイメージを実現させるため、行動に移すようになるのだ。
3 なんども目標を確認する
脳は強くイメージしたことを実現しようとする。「目標を達成したときの自分の姿」をなんども見て、脳に刷り込んでいこう。
目標は紙に書いて、目立つところに貼っておく。あるいは、スマホに入力しておくと、どこでも確認できて便利だ。
目にする機会が多いほど、成功した自分のイメージがよりはっきりしてくる。粘り強く目標に挑戦するようになる。
4 「緊張したほうがうまくいく」と言い聞かせる
プレッシャーに弱い人は、マイナスの自己暗示をかけている。「失敗したらどうしよう」と、挑戦する前から自分を追いつめ、不安をあおっているのだ。
緊張するのは、なにも自分だけではない。重要な場面では、誰だって緊張する。勝ち癖の持ち主は、緊張していないのではなく、プレッシャーを逃す方法を知っているのだ。
ときには開き直りも必要だ。プレゼンや商談では、「緊張するのはよくない」と考えるのではなく、「緊張したほうがうまくいく」と言い聞かせよう。
成功したときのイメージを思い描くのも忘れずに。
5 自分なりのルーティンを決める
ルーティンとは、スポーツ選手がよくやる決まった動作のことだ。イチロー選手は、打席に入るたびに必ず同じ動作を繰り返す。有名だから、再現できる人も多いはずだ。
ルーティンには、いろいろな効果がある。気持ちを落ち着かせる、気持ちを切り替える、集中力を高めるなどだ。
脳には、体の動きと反対の感情を持てない性質がある。笑いながら悲しみ続けるのは、無理なのだ。
- 小さくガッツポーズを作る
- 手を叩く
- 「いける!」とうなづく
こういった動作をすると、頭の中がプラス思考に傾き、実力が発揮できるようになる。
環境不満タイプ

環境不満タイプは、気がつけば他人の悪口や愚痴を言っている。仕事がうまくいかない原因を自分以外に向けるのを直したいところだ。
もっともいいのは、不平不満を言わないこと。愚痴を言うたびに、当時の嫌な感情を思い出し、不満がさらに大きくなる。悪いイメージばかり繰り返すため、状況をより悪く感じるのだ。
1 愚痴はプラスの発言でおわる
愚痴をまったく禁止するのは、ストレスになる場合がある。そこで試してもらいたいのは、愚痴を言った3秒以内にプラスの発言をする「脳への上書き」だ。
脳に残るのは、さいごに発した言葉や動作のみ。愚痴を99個言っても、さいごをポジティブな発言で締めくくれば帳消しになるのだ。
「上司がむかつく」と言ったあと、3秒以内に「(だけど)おかげで成長できた」とポジティブな発言を付け加える。すると、脳では、ネガティブな発言が上書きされて、ポジティブな記憶として残る。
「疲れた」のあとには「(だけど)がんばった」、「大変だった」のあとには「(だけど)勉強になった」とポジティブワードを付け加えよう。
2 眠る前に「よかった出来事」を思い出す
翌日の思考(気持ち)は、就寝前の過ごし方に左右される。脳は寝ている間に記憶の組み換え作業をおこなう。負の感情を抱いたまま眠ると、ネガティブなイメージばかりが記憶に残るのだ。これでは、いつまでたっても負け癖体質のまま。
眠る前には、「よかった出来事」を振り返ろう。
- 今日は残業なしで帰れた
- 無くしたと思っていたハンカチが見つかった
- おばあちゃんの荷物を持ってあげる子供がいた
など、小さな感謝や幸せ、優しい出来事を思い出すのだ。そうすると、寝ている間は、プラスのイメージを保ったまま過ごせる。
また、この習慣を続けると、自分の置かれた環境が恵まれていると思えるようになる。不明不満を漏らす回数も減るはずだ。
3 自分以外の人のために努力する
人間は、自分を喜ばせるよりも、自分以外の誰かを喜ばせるほうが力を発揮できる場合がある。妻や恋人、母親、こども、お世話になった上司や恩師などだ。
自分のためだけに努力するのは、決意が鈍りがちだ。自己防衛機能が働くため、無意識にハードルを下げたり、途中で諦めたりしてしまう。
だが、大切な人のためなら、高い壁も乗り越えられる。困難な壁にぶつかっても、踏ん張れる。不平不満が顔を出したときは、大切な人の顔を思い出そう。
4 なりたい自分の姿を毎日1つ書く
目標をしっかりと脳にインプットためにも、書くのは大切だ。毎日1つ書くのを習慣にすれば、達成のための努力も続きやすい。
だが、注意点もある。「ノルマ達成」や「売上減を食い止める」など、ネガティブな言葉を使ってはいけない。脳は、マイナスな言葉を目にすると不快と判断し、やらなくていいと体に命令するからだ。ネガティブワードを使った目標は続かない。
- 今月の売上目標を達成する
- 10分前には席に着く
- 笑顔で挨拶をする
など、目標は、達成したときに「よし!」と思えるような、ポジティブな言葉で書くのがポイントだ。
5 身近な何かを変えてみる
人の性格は、急には変わらない。気づけば、もとの不平不満を言う日々に戻っていた。よくあることだ。そんなときは、身近な何かを変えてみよう。気持ちがリセットできる。
変えるのはなんだっていい。
- 髪型
- 服装
- 持ち物
- 口癖
- 歩き方
- 食べるもの
- 通勤方法
- 休日の過ごし方
など、いつもとは違うことをやってみたり、習慣を変えてみたりする。
自分では気づかないささいなことが、自分を変えるきっかけになる場合があるのだ。
サラリーマンは辛いよ アメリカ人もドン引きする日本人の働き方
このままでいいのか? やる気がでない原因を特定するやる気診断テスト
参考書籍:
- 『“勝ちグセ社員”は知っている!職場の心理学』 – 日経BPムック