会話が続かない悩みを克服|男女の会話が盛り上がらないのは理由がある

会話が続かない悩みを克服|男女の会話が盛り上がらないのは理由がある

同性だとなんともないのに、異性が相手となると、とたんに会話が盛り上がらない。そんな異性との会話が続かない悩みを抱えている人は多いはずだ。

それは男性と女性で雑談に求めているものや、会話のスタイルが違うから。その男女の違いを理解できれば、会話が続かない悩みは克服できる。

男女の会話が続かない理由

男性の会話の特徴

男性の会話の特徴は「情報交換+アドバイス」だ。たとえば、男性同士の雑談で趣味のランニングの話題になったとする。そのときの典型的な会話のパターンは、次のような感じだ。

  • 「さいきん、ランニングの調子はどうですか?」
  • 「よくぞ聞いてくれました。先日新しいシューズを買ったんですけど、ついにサブフォー達成できました。急にタイムが伸びたから自分でも驚いてるんですよ」(情報提供)
  • 「本当ですか? どこのメーカーのシューズを買ったんですか?」
  • 「〇〇社の△△ってモデルです。新しく開発したクッション材を使っているらしくて、足がぜんせん疲れないんです。おすすめですよ」(アドバイス)
  • 「そうなんですね。ちょっと検索してみます。(スマホで検索中……)あっ、ホントだ。新素材を採用って書いてますね。見た目もかっこいいなぁ。僕も買ってみましょうかね」
  • 「うん、買ってみましょう。値段もそんなに高くないし、ほんとにおすすめですよ」

情報提供とアドバイスをした人は、役に立てたことでよい気分になる。情報提供を受けた人も、為になる情報を得られて満足する。男性は自分にとってなんらかのメリット(価値)がある会話を求める傾向がある。

女性の会話の特徴

女性の会話の特徴は「共感+話題の変化」だ。同じランニングの話題でも、女性同士だとまったく違う会話の流れになる。

  • 「さいきん、ランニングの調子はどうですか?」
  • 「週末に皇居ランに行ってきました。暖かくなってきたら急に走りたくなっちゃって。寒いときは走りに行きたくないって思うんですけどね」
  • 「あっ、それわかります! 暖かくなると外に出て、体を動かしたくなりますよね。とっても気持ちいいし」(共感)
  • 「そうそう、そうなんです! 春はやっぱりランニングですよね。あっ、そういえばランニングのあと、友達とランチ食べに行ったんです。はじめて入るお店だったんですけど、とってもおいしくかったです。今度いっしょに行きませんか?」(話題の変化)

女性は会話のなかで、有益な情報やアドバイスを求めない。さまざまな話題を思いついた順に話し、気持ちを分かち合う。お互いに共感し合い、相手との心の距離を縮めていくのが女性の会話では大切なのだ。

会話が続かないのは男女の脳の違いが原因

男性と女性の会話が続かないのは、男女で脳の仕組みが違うからだ。女性の脳は左脳と右脳をつなぐ脳梁(のうりょう)が太いので、一度にたくさんの情報をやりとりできる。そのため女性同士の会話では、話をしているあいだに他の話題を思いつき、あちらこちらに話が飛びやすい。

対して、男性の脳梁は細いため、一度にひとつの情報しか処理できない。男性同士の雑談は、ひとつの話題を掘り下げていく会話になりやすいのが特徴だ。

この脳の仕組みの違いが、男女の会話がいまいち盛り上がらない理由だ。男女の会話の特徴を知ることが、会話が続かない悩みを克服する糸口になる。

会話が続かない悩みを克服する方法

男性と女性では会話の進め方が違う。男女の雑談がそれほど盛り上がらないのは、会話がうまく噛み合わないせいだ。

男性はころころと変化する女性の話題の変化についていけず、「また横道にそれた。話がまとまらないし、ぜんぜん決まらないよ」とイライラ。女性は「いつまでその話題を続けるつもりなの? 飽きたんだけど」「そのアドバイス、うざいからやめてほしい」とうんざり。まったく会話が噛み合わない。

会話が続かない悩みを克服するには、男女で雑談のスタイルが違うことを理解し、相手の会話の進め方に合わせる姿勢が大切だ。

男性が女性の会話の進め方に合わせる場合

まずは男性と女性の会話のダメな例を紹介する。次のような話の進め方だ。

  • 「さいきん、うちの3歳の息子ったら、ちょっと目を離したすきにすぐいなくなっちゃうのよね。危ないからママのとなりにいなさいって叱るんだけど、ぜんぜん聞かないのよ」
  • 「3歳の子供ってそんなものですよ。とくに男の子は仕方ない。外出中、手をつないでないんですか? 子供が事故にあってからでは遅いんです。ちょっと目を離したすきに事故にあったってよくニュースになってますけど、だいたい目を離す親がいけないんですよ」
  • 「は、はい。そのとおりよね。わたしも気をつけなくっちゃね」

女性にはアドバイスも情報提供も無用だ。女性は空気を読むのがうまいので、その場では「助かったわ。ありがとう」と言ってくれるが、心の中では「うざい」と思っている。

言いたいことがあっても、その気持ちをグッとこらえるのが女性との会話では大切だ。

  • 「息子さんがいらっしゃるんですか。3歳の男の子って元気いっぱいですよね、言うことも聞かないし。毎日、大変ですね。うちは女の子で、もう小学2年生なんですけど、3歳のころは泥んこになって走り回ってましたよ」
  • 「あら! 女の子のお子さんがいらっしゃるのね。いいわね。実はわたし女の子が欲しかったの」

女性との会話では、共感の言葉で返すのがポイントだ。すると、思わぬ方向に会話が広がっていく。女性との会話が続かない悩みを克服するコツは「共感」を示すことだ。

女性が男性の会話の進め方に合わせる場合

女性が男性と会話するとき、男性の話の進め方に合わせる。さきほどの例でいえば、次のような話題を振る。

  • 「3歳の男の子に手を焼いているんですけど、なにかいい方法ありますか?」
  • 「うちの子、とくべつ元気すぎるんじゃないかって不安なんです。ふつうですよね?」

このようにアドバイスを求めると、男性はよろこんで答えてくれる。単純なのだ。

男性同士がいかにも男性的な話題で盛り上がっているときは、水を差さないように気をつける。

  • 「やっぱり夏はビールだよな」
  • 「いや、夏は冷酒だろ」
  • 「わたし、お酒飲めないんでどっちでもいいです。でも、連れていってくれるなら居酒屋よりおしゃれなバーがいいな。デートで居酒屋ばっかり行ってたら嫌われますよ」

このようにテーマから外れた発言をすると、議論に盛り上がっていた男性陣はいっきにしらける。退屈だと思っても、ずっとそのテーマに付き合ってあげるのが、男性との会話が続かない悩みを克服するコツだ。

ビジネスでは目上の人の会話の進め方に合わせる

ビジネスでの雑談では、お客さまや上司など、立場が上の人の会話の進め方に下の人が合わせるのがマナーだ。相手が異性の場合は、男性は「共感を示す」を、女性は「アドバイスを求める」を意識すると会話が盛り上がり、好印象を残せる。

目上の人の会話に合わせるのがマナーといっても絶対ではない。部下の会話の進め方に上司のほうから歩み寄ることができると、部下から慕われること間違いなしだ。

女性の部下との会話 NG例

  • 「きのう、同期の飲み会に行ってきました」
  • 「きみの同期の〇〇くんは企画部にいるみたいだね。ちょっと相談したいことがあるんだけど」
  • 「え、はい、わかりました(どうして仕事の話になるの?)」

女性の部下との会話 OK例

  • 「きのう、同期の飲み会に行ってきました」
  • 「楽しみだって言ってたね。きみたちの同期は仲良がいいんだね」
  • 「そうなんです! 昨日の飲み会でも〇〇くんが……なんとかかんとか(会話が盛り上がる)」

会話が続かないダメな話題

異性との会話では、触れないほうがいい話題がある。男性が女性と会話するときは「結婚」「子供」の話題を避けるのが無難だ。男性同士であれば「子どもはいるの?」「いや、まだなんです」と軽く済ませることできでも、女性にとって結婚や子どもの話題は、男性が考える以上に重いテーマなのだ。

女性が男性と会話するときに気をつけたいのは「競争心をあおる」発言だ。たとえば「〇〇さんと△△さんって、同期入社ですよね? どっちがさきに出世するか楽しみですね」「ふたりともテニスが趣味なんですね。どちらがうまいんですか?」など、お互いのライバル心を刺激する話題や質問は避けるべき。和やかだったその場の空気が、一瞬で凍りつき、緊張感につつまれる。楽しい雑談がだいなしだ。

異性からの答えたくない話題をかわす方法

会話中、異性から答えたくない話題を振られることがある。たとえば「彼氏はいるの?」。これを男性が女性に聞くのは、会話のタブーのひとつ。セクハラと言われかねない質問だ。しかし、飲み会などのお酒の席では気が大きくなり、おかまいなしに遠慮のない質問をする男が一定数いる。それが上司だと最悪だ。

こんなときは「どう思いますか?」と答えるのがいい。質問に対して質問で返すのだ。ほとんどの男性はこの時点で自分のおろかさに気づく。「答えたくないんだな」と感じとり話題を変えてくれる。

だが、空気を読めない男はどこまでも食らいついてくる。おすすめは「その話をすると、わたし泣いちゃいます。この場で泣くのは嫌です。目の周り黒くなるし」「暗い話になりますよ。わたしの愚痴、朝まで聞き続ける気はあるんですか? お酒もまずくなるしやめましょう」とユーモアを交えて返すこと。オブラートに包んで柔らかい雰囲気を出しつつ、はっきり「やめてほしい」と断るといい。

もちろん、男性が女性に答えたくないことを聞かれたときも、これらの方法で撃退できる。

会話が続かない悩みを克服する

こんなに面倒な思いをするくらいなら、異性との会話が続かなくてもいいと思うかもしれない。その気持ちはよくわかる。でも、あきらめないでほしい。いっそのこと、異性を外国人だと思えばいい。考え方の違う外国人を相手に、コミュニケーション力を鍛えているのだ、訓練しているのだと思い込もう。

はじめから異性との会話を盛り上げられる人は少ない。いま上手にコミュニケーションを取れる人でも、なんども失敗してきたはずだ。それほど、異性の会話に合わせるのはむずかしい。頭を使うし疲れる。

しかしその苦労を乗り越え、話の進め方も話題の興味関心もまったく違う異性との会話を極めれば、きっとコミュニケーションスキルはすごいことになっているはずだ。会話が続かない悩みなんて遠い過去のものになっている。

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